IPX7 の防水Bluetoothスピーカー
最近、Bluetoothスピーカーの防水化がずいぶん進みました。
バスルームやビーチ、キッチンなど、水場でのスピーカー使用は「もってのほか!」と思っていましたが、だいぶ様子が変わってきています。
防水性能を表す指標として、IPXという表記があり、IPX5とかIPX7とかが、よくデジカメなどの電気製品のカタログスペックとして表記されているものがあります。
IPX6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
IPX7:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
ということで、IPX7では万が一、水没しても大丈夫!というものです。
(※長時間の潜水はやはり水が浸透します。)
TaoTrnics 防水Bluetooth スピーカー TT-SK021
今回紹介するのは、こちらの吸盤付きBluetooth スピーカー TT-SK021 です。
底部に強力吸盤を搭載したIPX7防水仕様です。
メーカー広告では、水深1mに30分OKとなっており、さらに水中操作も可能となっています。
※しかしながら、水中で使うためのものではないので、「水がかかっても、万一水中に落としても平気」というくらいの気持ちで使ったらよいと思います。
私がいいなと思ったのは、バスルームでの使用。
水に濡れさせたくないスマートフォンは脱衣所にでもおいておき、スピーカーと一緒にバスルームに入る。
吸盤は、しっかりと固定できるので、必ずしもバスルームの壁でなくても重宝します。
机の上に置いて使うときも、しっかり吸盤で吸着させておけば、子供が誤って机の上から落下させてしまうこともなくなりそうです。
LEDによるイルミネーション機能もあるので、夜、寝る前に常夜灯としても使えそうです。
TaoTronics TT-SK021
Bluetooth ver.4.0
オーディオ入力: Bluetooth/AUX 端子
最大出力: 5W
重量: 154g
充電時間: 2.5時間/再生時間:6時間
IPX7防水Bluetooth スピーカー JBL FLIP4
もうひとつご紹介するのが、JBLの FLIP4。
IPX7の防水スピーカーというだけでなく、いくつかの連携機能に対応しています。
- JBL Connect (App.)
このスマートフォンのアプリをインストールしておくと、2台のFLIP4を左右スピーカーに割り当ててステレオ再生できます。 - JBLコネクトプラス
同機能を搭載した、複数のBluetoothスピーカーを数珠繋ぎにリンクして、1台の音楽ソース(スマホ)からの音楽を、リンクされたスピーカーから流すというものです。 - マイクを内蔵しており、ハンズフリー通話にも対応します。
- Siri/Google Nowに対応
※JBLコネクトプラスの機能ですが、Bluetoothでの通常のコーデックでの数珠繋ぎでは、やはり遅延が問題になるのではないか?と思います。
各対応スピーカーを別の分離した部屋環境で聞くのであれば、問題ありません。どの部屋に移動しても同じ曲が続けて聞けそうです。
7色展開しています!
JBL FLIP4
Bluetooth ver.4.2 class2
オーディオ入力Bluetooth audio/外部入力端子
最大出力 8W x2
重量 515g
充電時間:約3.5時間/再生時間:約12時間
Anker SoundCore Sport
さらにもう1つ、AnkerのSoundCore Sportです。
- IPX7防水
- 小型
- 本体は四角くて、たった4つのボタンで操作
が特徴です。
丸っこいスピーカーって以外とボタンが押しづらかったりしますが、こちらは本体上部に4つボタンが並び、シンプルで押しやすく、キッチンでの作業中でも操作が簡単・確実です。
水に落としても浮かんでくる設計です。
ハンズフリー機能も装備、何かと忙しいときにも使えるBluetooth防水スピーカーです。
Anker SoundCore Sport
オーディオ入力Bluetooth audio/外部入力端子
最大出力 3W
重量 230g
充電時間:約3.5時間/再生時間:約10時間
総括
バスルーム、洗車、そして意外と濡れた手で操作しなくてはならないのがキッチンでの水仕事中。そんな環境に1台あると、いままで音楽が聞きづらかった環境も、楽しくできるのではないかと思います。
そして、電話対応が忙しい方は、ハンズフリー機能付きをおすすめします。
特にバスルームでの使用は、何か将来の定番となりそうな予感がします!
スマホ側からペアリングすれば、いつでも使える!
そしてちゃんと給電されていて、充電が不要!
こんな仕組み、是非バスルームに標準機能としてビルトインして欲しいですね。あとは、トイレかな?