LED照明で電気代の節約
転勤や進学など、引っ越しをして4月から新しい生活をスタートされた方も多いと思います。
今回は電球をはじめとするライティング機器の電球交換により、節電/電気代節約についていろいろ調べたことをまとめました。
フィラメントによる白熱電球を使っていた時代から→蛍光灯電球→LED電球と時代が変遷してきました。
40Wと表示された白熱電球が、蛍光灯電球によって消費電力が約1/4程度(10W弱程)となり、さらにLED電球によってその半分以下(4.5~5W)へと省電力化が図られました。
LED化されてよかったことは「省電力化」の他に、
引っ越ししたときなどは特に置き換えのチャンスです。ぜひライティングを楽しんでみてください。
一般家庭で用いられる主な電球
一般家庭で用いられる主な電球は次の種類
- 60W/40W 昼光色/電球色 E26口金(太目の一般的な口金)
- 40W昼光色/電球色 E17口金(細いタイプの口金)
これらはダイソー等の100円ショップでも 100~500円商品として入手可能です。ニトリのようなショップでも、300~700円くらいで入手可能です。

※ダイソーだと、40W昼光色は100円なのに、40W電球色は300円だったりします。電球色はなぜか高いようです。
※単純に白熱電球や蛍光灯電球と交換するだけで、さらに電気代を低減できますのでお手軽です。
その他こんな用途にもLED電球
アマゾンなどでいろいろと探してみると、さらにいくつかの商品がありました。
取付場所によってうまく使えば、生活も楽しくなります。筆者コメントと共に参考になればと幸いです。
こんなLED電球もあります…。
ダウンライトタイプ(下方の限定された角度に光束が出るもの)
最近では特に電球のように丸っこいガラス部分がプラスチック化されていたり、光る部分が丸くなく平面的に加工されているものも多数あります。
特に下記の製品のように光源部分が平らなものは、光源の位置が従来より奥まったところに取付られていることになります。
そのため、天井に埋め込むようにソケットが取り付けられている家屋の場合には、光源が奥まっている関係上、光束が広がらず、真下だけを照らすようになりますのでご注意ください。
逆に、この効果を利用して、スポットライト的に使うという手もありますね。
コーン型フィラメントタイプ(円筒状にLEDがつけられたタイプ)
平面的にLEDを配置するのではなく、円筒の周囲にLED素子が配置されるため、広範囲を明るく照らす電球となります。
最近では、超高輝度のLED電球も販売されています。
その他特殊な機能付きのものとして…
人感センサー付きタイプ
人体から発生する赤外線を利用し、人の動きを検知して点灯する機能が、電球を交換するだけで実現できます。
明るいときは点灯せず、暗がりで人が近づいたときに点灯します。
トイレや廊下、もしくは屋外の防犯用にも有効です。
明るさセンサー付きタイプ
門灯など、夕方スイッチ操作しなくても自動的に点灯し、明け方明るくなると自動的に消灯します。
こちらは人感センサー機能はありません。留守中の防犯上もこういった機能はおすすめです。
アンティーク商品に特殊な口金
特殊な口金のものも商品化されています。
例えばアンティークな照明器具用に使われているB22型のような口金でもOK。LED化することが可能です。
筆者もアンティーク調のランプを持っていますが、雰囲気を損なわず省エネ・交換できます。
調光器具に
抵抗器でボリュームを絞れるタイプの照明にも、調光器対応LED電球なら交換可能です。
※調光機能を白熱電球で使っているのと同様にしっかり使いたい方は、多少高くても国産メーカーをはじめ信頼のおけるメーカー品をおすすめします。もちろん試しに安いものを買ってみてもリスクは少ないと思われますが…。安いものは操作時にチラつくという書き込みも見られます。
その他、こんな調光器対応のLEDバルブもあります。交換するだけで生活が楽しくなりそうですね。
まとめ
さて我が家でもいろいろと交換を試みましたが、このタイプ(FDL18型)のみ交換をしませんでした。
いろいろ調べてみたところ、蛍光灯の安定器と呼ばれる回路がソケット側に内蔵されており、LED電球を強引に変換してつけるとチラついたりしてよくないのだそうです。
出火の原因となっても怖いので、手を付けていませんが、安定器をバイパスしてつなぐ必要があり配線工事が必要です。
単純に置き換えられる製品もいくつか見受けられますが、詳細説明には「安定器のバイパスが必要」と書いてあり簡単にはいかないようです。
下記のカップ部分を外せば、ソケット部を交換できるかもしれませんが、電気工事士の免許がある人がやるところのようなので、今回はこのままFDL18を使うことにしています。
どの電球交換も、比較的低予算で試すことができます。みなさんもいろいろと試して楽しんでみてはいかがでしょうか?
何ワットの電球に替えるのがよいか?
さて、いろいろな種類のLED電球を見てみますと、4W~7Wくらいの製品が多いようです。
W数が大きい方が明るいかというと、必ずしもそうではなく、色合いや効率、カバー部分の形状やLED素子の配置によって微妙に異なってくるようです。
筆者の経験上、家庭では4W~5W程度の製品でも十分に明るく使用できますので、通常の使用ならば無理にワット数の大きいものを選ばなくてもよいのではないかと思います。
可能ならば1つ購入して試してみるのがベストです。
また、蛍光灯の場合は、最初は暗くて徐々に明るくなってくるような動作をしますが、LEDならばそのような動きはせず、最初から明るく使えます。人感センサーなどにも最適ですね。

ダクトレールの取付
筆者ダクトレールの取付についても悩んでおりますが…、天井への配線を余儀なくされるため、カンタンなDIYではうまくいかないようです。
そんなときに見つけたのがこのタイプ。
取り付けられる位置は限られますが、結構広範囲に伸ばすことが可能です。
ご参考まで。